“鎭”のいろいろな読み方と例文
新字:鎮
読み方割合
しづ78.6%
しづま7.1%
しず3.6%
いは3.6%
しづめ3.6%
とこしなへ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若しわが説くところ汝の饑(うゑ)を鎭(しづ)めずば、汝ベアトリーチェを見るべし、さらば彼は汝のために全くこれらの疑ひを解かむ 七六—七八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
茶に染返(そめかへ)したる布子(ぬのこ)なり是は取置(とりおけ)と申付られ頓(やが)て火も鎭(しづま)りしかば皆々火事場を引(ひか)れけり扨又喜八は危(あやふ)くも袖を切て其の場を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そこで盃(さかずき)を取(と)り交(かわ)して、手(て)を懸(か)け合(あ)つて、今日までも鎭(しず)まつておいでになります。これらの歌は神語(かむがたり)と申す歌曲(かきよく)です。
かれその政いまだ竟へざる間(ほど)に、妊(はら)ませるが、産(あ)れまさむとしつ。すなはち御腹を鎭(いは)ひたまはむとして、石を取らして、御裳(みも)の腰に纏かして、筑紫(つくし)の國に渡りましてぞ、その御子は生(あ)れましつる。
サヽ其所に一つのお話しあれば意(こゝろ)を鎭(しづめ)てお聞なされ和君(あなた)は此家の一粒種(つぶだね)何萬兩といふ身代(しんだい)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其小なるや、管見の小世態を寫すに止まれど、其大なるや、能く造化を壺中(こちゆう)に縮めて、鎭(とこしなへ)に不言の救世主たらむ。其状猶邊なき蒼海(さうかい)のごとく、彌大にして彌茫々(ばう/\)たり。又猶底知らぬ湖のごとし。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)