“道具”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうぐ57.1%
だうぐ34.9%
ツォイグ1.6%
えもの1.6%
とうぐ1.6%
もの1.6%
やぐ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日の暮れ/″\に手車(てぐるま)の諸君も着いた。道具(どうぐ)の大部分は土間に、残りは外に積(つ)んで、荷車荷馬車の諸君は茶一杯飲んで帰って行った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
「さうなんでさ、わたしや蜀黍(もろこし)打棄(うつちや)つ時(とき)まで有(あ)つと思(おも)つてたら見(め)えねえんでさ、私等家(わたしらぢ)のおとつつあは道具(だうぐ)つちと酷(ひど)く怒(おこ)んですから」
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
また道具(ツォイグ)を通して存在すなわち人間の拡大である意味において、それは一つの大きな芸術の歩みとその歩調を共にしていると考えうるでもあろう。
近代美の研究 (新字新仮名) / 中井正一(著)
ところでホヲリの命が兄君ホデリの命に、「お互に道具(えもの)を取り易(か)えて使つて見よう」
ほかの道具(とうぐ)たちこそ、怠(なま)けたり、ぼんやりして遊(あそ)んでいたり、平常(へいぜい)はなんの役(やく)にもたたなくていばっているのだから、しゃくにさわってしまう。
人間と湯沸かし (新字新仮名) / 小川未明(著)
これは腹切り道具(もの)です。
黄金を浴びる女 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「じゃあ御免を蒙(こうむ)るよ」こう云って次の間へゆく、そこは女主人の寝間らしく、色なまめかしい道具(やぐ)がのべてある、主計は羽折と袴(はかま)をぬいだなり、その中へもぐりこんで寝てしまった。
主計は忙しい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)