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逍遥
ふりがな文庫
“逍遥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうよう
74.1%
さまよ
13.6%
ぶらつ
6.2%
せうえう
4.9%
あちこち
1.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうよう
(逆引き)
アグリパイナは、ネロの手をひいて孤島の
渚
(
なぎさ
)
を
逍遥
(
しょうよう
)
し、水平線のかなたを指さし、ドミチウスや、ロオマは、きっと、あの辺だよ。
古典風
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
逍遥(しょうよう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さまよ
(逆引き)
汝
(
なんぢ
)
は地の上を
逍遥
(
さまよ
)
ひ歩きぬ。されどすべて汝の知りしところのものは無なり。すべて汝の見たるもの、すべて汝の聞きたるものは無なり。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
逍遥(さまよ)の例文をもっと
(11作品)
見る
ぶらつ
(逆引き)
お島は父親が内へ入ってからも、暫く裏の植木畑のあたりを
逍遥
(
ぶらつ
)
いていた。どうせここにいても、母親と毎日々々
啀
(
いが
)
みあっていなければならない。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
逍遥(ぶらつ)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
せうえう
(逆引き)
写真班
(
しやしんはん
)
の
英雄
(
えいゆう
)
は、
乃
(
すなは
)
ちこの
三岐
(
みつまた
)
で一
度
(
ど
)
自動車
(
じどうしや
)
を
飛下
(
とびお
)
りて、
林間
(
りんかん
)
の
蝶
(
てふ
)
に
逍遥
(
せうえう
)
する
博士
(
はかせ
)
を
迎
(
むか
)
ふるために、
馳
(
は
)
せて
後戻
(
あともど
)
りをした
処
(
ところ
)
である。——
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
逍遥(せうえう)の例文をもっと
(4作品)
見る
あちこち
(逆引き)
その時健三は日のかぎった夕暮の空の下に、広くもない庭先を
逍遥
(
あちこち
)
していた。彼の歩みが書斎の縁側の前へ来た時、細君は半分朽ち懸けた
枝折戸
(
しおりど
)
の影から急に姿を現わした。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
逍遥(あちこち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“逍遥”の意味
《名詞》
逍遥(しょうよう)
気ままに歩き回ること。
(出典:Wiktionary)
逍
漢検1級
部首:⾡
11画
遥
漢検準1級
部首:⾡
12画
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