“農家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のうか73.3%
ひやくしやうや20.0%
おひゃくしょう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいあがってよく見れば、なんのこと、それは農家のうか物置ものおきだった。その農家の物置は、刑務所から道路をへだてた場所に建っていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
線路から一町程離れて、大きい茅葺のいへ、その周囲あたりに四五軒農家ひやくしやうやのある——それが川崎の小川家なのだ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
お伝は、上州沼田というところの御家老の落し種で、利根とねの方の農家おひゃくしょうのところで生れたのだそうだから。
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)