“物置”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ものおき84.6%
ものお15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物置ものおきにしようか、あすこは、くらくて、かぜがよくとおらないし。」と、かんがえているところへ、学校がっこう約束やくそくした、戸田とだがやってきました。
芽は伸びる (新字新仮名) / 小川未明(著)
はいあがってよく見れば、なんのこと、それは農家のうか物置ものおきだった。その農家の物置は、刑務所から道路をへだてた場所に建っていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
夜な夜な、物置ものおきやうまやの中、または青空の下の木のかげにねむったあわれな子どもが、いまは歴史れきし由緒ゆいしょの深い古城こじょうの主人であった。
そのあとで、あには、物置ものお小舎ごやにゆきました。そして、まったくわすれていた、むかし地面じめんにたたきつけたくわを、うすぐらなかからしました。
くわの怒った話 (新字新仮名) / 小川未明(著)