“のうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
農家91.7%
農暇8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただスコーネとちがうのは、ここには畑のあいだに草のしげった牧場ぼくじょうが多いのと、農家のうかが庭をとりかこんでつくられてはいないことです。
最後に小泉孤松こいずみこしょうの書いた「農家のうか義人伝ぎじんでん」の中の一篇によれば、平四郎は伝吉のいていた馬に泥田どろた蹴落けおとされたと云うことである。(註三)
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
濰県いけんあたりとか聞いたが、今でも百姓が冬の農暇のうかになると、鋤鍬すきくわを用意して先達を先に立てて、あちこちの古い墓を捜しまわって、いわゆる掘出し物かせぎをするという噂を聞いた。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)