“足結”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あゆひ60.0%
あゆい40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝戸出あさとできみ足結あゆひらす露原つゆはらはやでつつわれ裳裾もすそらさな 〔巻十一・二三五七〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
金の鈴、銀の鈴、眞鍮しんちうの鈴、あかの鈴、——足結あゆひの鈴、手の鈴、くしろの鈴、大刀の鈴、鈴鏡すゞかゞみ。さては犬の鈴、たかの鈴、凡そ鈴と名の付くものなら何でもある——鈴は要りませんかな——
朝早くお帰りになるあなたの足結あゆいらす露原よ。私も早く起きてその露原で御一しょにすそらしましょう、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
金の鈴、銀の鈴、真鍮しんちゅうの鈴、あかの鈴、——足結あゆいの鈴、手の鈴、くしろの鈴、大刀の鈴、鈴鏡、さては犬の鈴、鷹の鈴、およそ鈴と名の付くものなら何でもある——鈴はりませんかな——