“趙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょう70.6%
てう17.6%
ちよう5.9%
チョウ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとちょうの長者は、大いにまごついて、坐りかけた身を起し、禅椅にっている魯達のそばへきて、彼の耳へ口をよせてささやいた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
てう恵王けいわうが夜光の玉を、しんせう王がしろ十五を以てかへんといひしは、加嶋屋が北国の明玉めいぎよく身上しんしやうつくしてかはんとやくせしにるゐせり。
一、余、去年已来いらい心蹟百変、あげて数へがたし。なかんづく、ちようの貫高をこひねがひ、の屈平を仰ぐ、諸知友の知るところなり。
留魂録 (新字旧仮名) / 吉田松陰(著)
「なるほど。——カコンデチョウヲ救ウ——の策か。さすが達見たっけん。よろしい、今日以後、君を推して征賊の将軍とする。この一生一の大機会を君もよくかしたまえ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)