アカ)” の例文
カスミの「か」も、アカの「か」もこの万葉仮名の中どれを使ってもよい。すなわち、これらの文字は皆互いに通用するものだと考えていたのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
二十四日に生れてはじめての遠足に日吉台へ行って苺とる由。咲のおぽんぽ大分雄大です。太郎「アカこちゃんの顔が早く見たいや」と云って居ります。
いざ吾君アギヒルつみに 蒜つみに 我が行く道に、香ぐはし花橘。下枝シヅエらは人みな取り、秀枝ホツエは鳥枯し みつぐりの 中つ枝の 含隠フゴモり アカれる処女ヲトメ。いざ。さかはえな(応神天皇——日本紀)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「駄目、アカ来ます。」
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)