“貨物列車”の読み方と例文
読み方割合
かもつれっしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくるは、はや、くら貨物列車かもつれっしゃなかすられて、いつかきた時分じぶんおな線路せんろを、都会とかいをさしてはしっていたのであります。
飴チョコの天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
母はときどき手のひらにいきをはきかけては仕事をすすめていった。しずかだ。遠く線路せんろを走ってゆく貨物列車かもつれっしゃのとどろきが、かべをゆすぶるようにはっきり聞こえてくる。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
あくるまち新聞しんぶんには、運転手うんてんしゅがむだたために、貨物列車かもつれっしゃ脱線だっせんさしてしまったことをおおきくいていました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)