“要用”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いりよう71.4%
えうよう14.3%
ようよう7.1%
よう/\7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だれが、じょうだんを申したか、まッこのとおり、俺はほん気でいってるのだ。俺のほうでも年の暮どうしてもここが要用いりようなのだ」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どんな大至急だいしきふ要用えうようでもふうといふをつたことく、つまとは木偶でくのばうがお留守居るすゐしてるやうに受取うけとり一通いつゝう追拂おひはらつて、それは冷淡れいたんげていたものなれば、旦那だんなさまの御立腹ごりつぷくはでものこと
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それは代は払ってもいが、能く積っても見なんし、どう考えてもいやに釣られて、小峯が来るか/\と思って、長い間時間を費し、それ/″\要用ようようのある身の上
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と筆を取ってきん三千円確かに預かり置く、要用よう/\の時は何時なんどきでも渡すという証文を書いて、有合ありあわした判をぽかりっとして