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裏木戸
ふりがな文庫
“裏木戸”の読み方と例文
読み方
割合
うらきど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらきど
(逆引き)
裏木戸
(
うらきど
)
のそとに女のすがたがある。しきりに手招きしているのだ。その手招きに
吸
(
す
)
い寄せられるように、園絵は二、三歩、そっちへよろめいた。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
僕は
裏木戸
(
うらきど
)
へ顔を出しながら、「どうだね?
飯
(
めし
)
は
炊
(
た
)
けるかね?」と言つた。が、O君はふり返ると、僕の問には答へずにあたりの松の木へ
顋
(
あご
)
をやつた。
O君の新秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私
(
わたし
)
は
跣足
(
はだし
)
で庭へ
駈下
(
かけお
)
りました。
駈
(
か
)
けつけて声を出しますと、烏は其のまゝ塀の外へ又飛びましたのでございます。
丁
(
ちょう
)
ど
其処
(
そこ
)
が、
裏木戸
(
うらきど
)
の
処
(
ところ
)
でございます。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
裏木戸(うらきど)の例文をもっと
(5作品)
見る
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
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