“袖引”の読み方と例文
読み方割合
そでひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
としとって、お前が然(しか)るべき重職に就(つ)いた時、人はお前の昔のカンニングは忘れても、落第の事は忘れず、何かと目まぜ袖引(そでひ)き、うしろ指さして笑います。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)
屹度(きつと)車(くるま)今少(いますこ)しの御辛防(ごしんばう)と引(ひ)く手(て)も引(ひ)かるゝ手(て)も氷(こほ)りつくやうなり嬉(うれ)しやと近(ちか)づいて見(み)ればさても破(やぶ)れ車(ぐるま)モシと聲(こゑ)はかけしが後退(あとじ)さりする送(おく)りの女中(ぢよちゆう)ソツとお高(たか)の袖引(そでひ)きてもう少(すこ)し參(まゐ)りませうあまりといへばと跡(あと)は小聲(こごゑ)なり折(をり)しも降(ふり)しきる雪(ゆき)にお高(たか)洋傘(かうもり)を
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)