“袖摺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そです55.6%
そですり22.2%
そでず22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袖摺そですり合うも何とやら申す。見受けたところ大店の者らしい。夜路の一人歩きに大金は禁物じゃ。宅を申せ、見送り届けるであろう。住居はどこじゃ?」
聖天しょうでん様や袖摺そですり稲荷の話も出た。それからだんだんに花が咲いて、老人はとうとう私に釣り出された。
半七捕物帳:10 広重と河獺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
秋の山はしずかに、その人たちの袖摺そでずれに、草のさらさらと鳴るのが聞こえて、釜底帽子の親仁も、若い娘たちも、もう山懐に深かった。