“萬朝報”のいろいろな読み方と例文
新字:万朝報
読み方割合
よろづてうはう50.0%
よろずちょうほう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かゝる誤りは萬朝報よろづてうはうに最もすくなかつたのだが、先頃さきごろほかならぬ言論欄に辻待つぢまち車夫しやふ一切いつせつ朧朧もうろうせうするなど、大分だいぶ耳目じもくに遠いのがあらはれて来た。
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
これでは国語調査会こくごてうさくわいが小説家や新聞記者を度外視どぐわししするのも無理はないと思ふ。萬朝報よろづてうはうに限らず当分たうぶん此類このるゐのがに触れたら退屈たいくつよけにひろひ上げて御覧ごらんきようさう。(十五日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
小林君はわたしと入れ代りに萬朝報よろずちょうほう社へ転じて、後には劇評家などはすっかり廃業してしまって、同社の政治部記者として有力の地位を占めるようになったが
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)