“よろずちょうほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
万朝報90.0%
萬朝報10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時抱一は万朝報よろずちょうほう社に在籍して黒岩くろいわの秘書のような関係であったが、読売新聞社から紅葉を朝報社へ引抜こうという献策をして、黒岩の内意をけてその斡旋方あっせんかたを私に持込んだ。
黒岩涙香の名をきいて、いちばん先に思い出すのは彼が在命中の『万朝報よろずちょうほう』である。
黒岩涙香のこと (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
小林君はわたしと入れ代りに萬朝報よろずちょうほう社へ転じて、後には劇評家などはすっかり廃業してしまって、同社の政治部記者として有力の地位を占めるようになったが
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)