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脂色
ふりがな文庫
“脂色”の読み方と例文
読み方
割合
やにいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やにいろ
(逆引き)
向うの書斎に寝てゐる父と一緒に、この明るい世界から永久に離れて、その
脂色
(
やにいろ
)
の人の居る所へ、何かに導かれて行つて了ふのでは無いかと思つた。
父の死
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
併
(
しか
)
しながら風が少しも吹かず、一体に空気が湿つぽく落着いて居て、夕方から
後
(
のち
)
、街に
灯
(
あかり
)
が
点
(
つ
)
くと、霧を
透
(
とほ
)
す温かい
脂色
(
やにいろ
)
の光が
凡
(
すべ
)
ての物に陽気な
而
(
しか
)
も
奥深
(
おくぶか
)
い陰影を与へ
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
深き悲痛の
脂色
(
やにいろ
)
を交ぜたまへ。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
脂色(やにいろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
脂
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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脂
脂肪
脂下
脂汗
脂粉
脂切
脂肉
脂臭
脂身
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臙脂色
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与謝野寛
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与謝野晶子