“聲々”の読み方と例文
新字:声々
読み方割合
こゑ/″\100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その耳(みゝ)の許(もと)では、『女(をんな)の手(て)一つで』とか、『よくまああれだけにしあげたものだ』とかいふやうな、微(かす)かな聲々(こゑ/″\)が聞(きこ)えるやうでもあつた。
悔 (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
カピ妻 往來(わうらい)の人々(ひと/″\)は、或(ある)ひはロミオと呼(よ)び、或(ある)ひはヂュリエット、或(ある)ひはパリスと呼(よ)びかはして、聲々(こゑ/″\)に叫(わめ)き立(た)て、吾屋(わがや)の廟屋(たまや)へと急(いそ)ぎまする。
鮨(すし)、お辨當(べんたう)、鯛(たひ)めしの聲々(こゑ/″\)勇(いさ)ましく、名古屋(なごや)にて夜(よ)は全(まつた)く明(あ)けて、室内(しつない)も聊(いさゝ)か寛(くつろ)ぎ、暖(あたゝ)かに窓(まど)輝(かゞや)く。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)