“縛著”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばくちゃく50.0%
ばくちやく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 受けたとえば大樹の衆鳥れに集ればすなわち枯折のわずらい有るがごとく」また「世間に縛著ばくちゃく」せられて「譬えば老象のどろおぼれて自らずる事あたわざるが如く」
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
人、死したましい去り、すなわちさらにかたちを受く。父子因縁ありて居に会す。たとえば寄客ききゃくてば、すなわち離散するごとく、愚迷ぐめい縛著ばくちゃくして、己のゆうとなす。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
武藏野に紫つづる蘇枋のわが縛著ばくちやくは子ゆゑきびしき
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
武蔵野に紫つづる蘇枋のわが縛著ばくちやくは子ゆゑきびしき
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)