“累世”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
るいせい37.5%
だい/\25.0%
よよ12.5%
よゝ12.5%
るゐせい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと三河武士みかわぶしの末流として徳川累世るいせい恩義おんぎに対し相済あいすまざるのみならず、いやしくも一個の士人たる徳義とくぎ操行そうこうにおいて天下後世に申訳もうしわけあるべからず。
大江は 菅原家とともに 朝廷てうてい累世だい/\する儒臣じゆしんなり。しかるに 菅神を崇称あがめたゝへたる事くだんの文の如し。是以こゝをもつてすべて文道にあづかる者此 御神をあがめざらんや、信ぜざらんや。
累世よよ珍宝たから分捕ぶんどりなし
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)
累世よゝ珍寳たからぶん
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
禅師これに従ひ、蓄髪して、宅を蜂須賀むらに構へ、足利氏を改めて、浜といひ、小六正昭まさあきと称し、後蜂須賀氏に改む。(略)——是より子孫蜂須賀氏を襲ふて、累世るゐせい氏名となしぬ。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)