“徳義”の読み方と例文
読み方割合
とくぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『でも、お前(まへ)!』と公爵夫人(こうしやくふじん)は云(い)つて、『何事(なにごと)でも徳義(とくぎ)で持(も)つてるのさ、よく氣(き)をつけて御覽(ごらん)』夫人(ふじん)は尚(な)ほも愛(あい)ちやんの傍(そば)へ近寄(ちかよ)りました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
独(ひと)り三河武士(みかわぶし)の末流として徳川累世(るいせい)の恩義(おんぎ)に対し相済(あいす)まざるのみならず、苟(いやしく)も一個の士人たる徳義(とくぎ)操行(そうこう)において天下後世に申訳(もうしわけ)あるべからず。
私(わたし)が医者(いしゃ)で、貴方(あなた)が精神病者(せいしんびょうしゃ)であると云(い)うことにおいて、徳義(とくぎ)も無(な)ければ、論理(ろんり)も無(な)いのです。詰(つま)り偶然(ぐうぜん)の場合(ばあい)のみです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)