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籠
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びく
ふりがな文庫
“
籠
(
びく
)” の例文
暴
(
あば
)
れるやつをグイと握って
籠
(
びく
)
に押し込む時は、水に住む魚までがこの雨に濡れて他の時よりも一倍鮮やかで新しいように思われました。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
暫時
(
しばらく
)
するとこれも力なげに糸を巻き
籠
(
びく
)
を水から上げて先生の道具と一緒に肩にかけ、
程
(
ほど
)
遠からぬ富岡の
宅
(
うち
)
まで行った。庭先で
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
細川は自分の竿を
担
(
か
)
ついで
籠
(
びく
)
をぶらぶら下げ、浮かぬ顔をして、我家へと帰った。この時が四時過ぎでもあろう。家では老母が糸を
紡
(
ひ
)
いていた。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
そのうちに雷がすぐ頭の上で鳴りだして、それが山に響いて山が破裂するかと思うような凄い音がして来たので、二人は物をも言わず糸を巻いて、
籠
(
びく
)
を
提
(
さ
)
げるが早いかドンドン逃げだしました。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“籠”の解説
籠(かご、en: basket バスケット)とは、(竹、籐(とう)、柳、針金 などを)編んで作った入れ物で、短冊状ないし細い「ヒゴ」状の素材を組み合わせた容器の総称である。
(出典:Wikipedia)
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“籠”を含む語句
引籠
塗籠
燈籠
口籠
立籠
閉籠
旅籠
魚籠
籠居
籠中
尾籠
籠城
手籠
高燈籠
旅籠屋
蛇籠
妻籠
山籠
目籠
馬籠峠
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