“算用”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんよう80.0%
さんにょ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米の算用さんようは、百姓ばら自分の米ならば、十層倍にして、後に取らすき者也。急げ急げと、御自身、お触れ候。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
良人をつと小松原東二郎こまつばらとうじらう西洋小間物せいやうこまものみせばかりに、ありあまる身代しんだいくらなかかして、さりとは當世たうせい算用さんようらぬひとよしをとこに、戀女房こひにようばうのおりつばしこさおくおもて平手ひらてんで
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「親が二十はたちで子が二十一。どこで算用さんにょちごたやら」
千鳥 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)