“筺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かご25.0%
かたみ25.0%
はこ25.0%
ばこ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて預言者エレミヤはき無花果と腐った無花果と二かごを並べて、神の聖意にしたがう者をば佳き無花果、不信仰の者を腐った無花果にたとえたことがありますが(エレミヤ二四)
忰のかたみの品を二品ほしいと仰ゃるんで、上等兵になった時の写真を二枚持ってまいりましたがね、その時の儀式と云うものが大変なもんでした。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
毒薬と甘露とは其のはこを同じくし
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)
たちまあいちやんは洋卓テーブルしたつたちひさな硝子ガラスばこがつきました。けてると、なかにはちひさな菓子くわしがあつて、それに『おあがり』と美事みごとちひさな乾葡萄ほしぶだういてありました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)