“穗”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
81.3%
すゐ12.5%
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほどならば何故なぜかれ蜀黍もろこしることをあへてしたのであつたらうか。かれれまでもはたけものつたのは一や二ではない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
小さな一すゐの燈芯がともつてゐるので、よくよく凝視すると、それは、僕らの家にあるやうな檜の板で吊つた神棚であつた。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
つぶでがすから、わしがに相違さうゐありあんせん、彼等あつらがなんなに出來できつこねえんですから、それ證據しようこにや屹度きつと自分じぶんはたけのがなひとでもつちやねえからさつせ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)