神社おみや)” の例文
町の裏手うらてに山がありまして、その山のおくに、さびしい神社おみやが一つありました。甚兵衛は毎日、そこにおまいりをしました。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
あっちの神社おみやもりにきていたぜの
管笛 (新字新仮名) / 小川未明(著)
私はこの神社おみやに長くんでいるさるでありますが、人間のように口をくこともできますし、どんなことでもできます。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
それで二人は、こわれた人形を立派りっぱつくろって、それを山の神社おみやおさめました。さるは山の中へもどりました。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)