“砂地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すなじ58.8%
すなぢ29.4%
いさごぢ5.9%
すなち5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガンたちは、うんよく、けわしい絶壁ぜっぺきの下に、みんながいられるくらいの砂地すなじを見つけました。前には川がゴウゴウと流れています。
かくてたとへば群鶴むらづるの、一部はリフエの連山やま/\にむかひ、また一部は砂地すなぢにむかひ、これ氷をかれ日を厭ひて飛ぶごとく 四三—四五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ブラフマの、川のなぎさ砂地いさごぢに、牡丹やうなる白雪の、降り積りたる間より
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その声はもの考えする人の神経しんけいをなやましそうな声であった。ほうきめのついてる根元ねもと砂地すなちに、ややばんだせんだんのみだしてある。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)