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砂塵
ふりがな文庫
“砂塵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さじん
68.3%
すなぼこり
9.8%
さぢん
9.8%
すなほこり
4.9%
しゃじん
4.9%
すなけむり
2.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さじん
(逆引き)
満地
(
まんち
)
満天
(
まんてん
)
に木々の
落葉
(
おちば
)
をふき巻くりあれよと見るまに、咲耶子は
砂塵
(
さじん
)
をかおに吹きつけられて、あ——と
眼
(
まなこ
)
をつぶされてしまう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
砂塵(さじん)の例文をもっと
(28作品)
見る
すなぼこり
(逆引き)
折から月は全く西の
端
(
は
)
に落ちて、水や
天
(
そら
)
、黒白も分かぬ沖の方に、さながら
砂塵
(
すなぼこり
)
のごとき赭土色のもうもうと立ち迷うを見たり。
片男波
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
砂塵(すなぼこり)の例文をもっと
(4作品)
見る
さぢん
(逆引き)
自動車の旅と少しも変らない程、
砂塵
(
さぢん
)
が何処からか吹き込んで来るのには、二人とも閉口だつた。どんな
贅沢
(
ぜいたく
)
な設備も、黄ろい砂塵の吹きこむ列車は不潔である。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
砂塵(さぢん)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
すなほこり
(逆引き)
しかし植林の善き感化はこれに
止
(
とど
)
まりませんでした。樹木の繁茂は海岸より吹き送らるる
砂塵
(
すなほこり
)
の荒廃を
止
(
と
)
めました。
デンマルク国の話:信仰と樹木とをもって国を救いし話
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
砂塵(すなほこり)の例文をもっと
(2作品)
見る
しゃじん
(逆引き)
(あれ。)と云う声がうしろへ、ぱっと吹飛ばされる風に向って、
砂塵
(
しゃじん
)
の中へ、や、躍込むようにして一散に
駈
(
か
)
けて返った。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
砂塵(しゃじん)の例文をもっと
(2作品)
見る
すなけむり
(逆引き)
其
(
その
)
眞先
(
まつさき
)
に
砂塵
(
すなけむり
)
を
蹴立
(
けた
)
てゝ、
驅
(
かけ
)
つて
來
(
く
)
るのはまさしく
猛犬稻妻
(
まうけんいなづま
)
!
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
砂塵(すなけむり)の例文をもっと
(1作品)
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“砂塵”の意味
《名詞》
砂塵(さじん、稀:しゃじん)
砂埃。
(出典:Wiktionary)
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“砂塵”で始まる語句
砂塵埃
検索の候補
砂塵埃
“砂塵”のふりがなが多い著者
近松秋江
ヴィクトル・ユゴー
押川春浪
内村鑑三
吉行エイスケ
橘外男
梅崎春生
江見水蔭
谷崎潤一郎
吉川英治