“すなぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スナヂ
語句割合
砂地71.4%
沙地14.3%
砂道14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、砂地すなぢ引上ひきあげてある難破船なんぱせんの、わづかに其形そのかたちとゞめてる、三十こくづみ見覺みおぼえのある、ふなばたにかゝつて、五寸釘ごすんくぎをヒヤ/\とつかんで、また身震みぶるひをした。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
わたしどもの沙地すなぢの上に雪が降ると、わたしは雪を掻き出して小さな一つの空地を作り、短い棒で大きなを支え、小米を撒きちらしておきます。
故郷 (新字新仮名) / 魯迅(著)
参道まいりぢ砂道すなぢに根匍ふまばら松照れる春日をほくりほくりゆく
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)