“石瓦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしかわら50.0%
いしがわら33.3%
いしかはら16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょっとした石瓦いしかわらのような仏様の破片かけでもあると必ず右へしてまわって行く。それは決して悪い事ではない。これには因縁いんねんがあります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
この石瓦いしがわらは大谷石という材料があって生れたのである。他の国にも色々の石があるが、大谷地方だけに、この様式の石瓦が発達しまたその地方だけにとどまったことを注意したい。
野州の石屋根 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
屋根やねをはがれたトタンいたと、屋根板やねいたが、がたん、ばり/\と、かけつたり、りみだれたり、ぐる/\と、をどさわぐと、石瓦いしかはらこそばないが、狼藉らうぜきとした罐詰くわんづめのあきがらが、カラカランと
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)