眞暗まツくら)” の例文
新字:真暗
あいちやんはちツとも怪我けがをしませんでした、一寸ちよツとあがつてうへましたがあたまうへ眞暗まツくらでした。あいちやんのまへには、もひとながみちがあつて、白兎しろうさぎがまだいそいでけてくのがえました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
最初さいしよあいちやんはした、それから今迄いまゝでことらうとしましたが、眞暗まツくら何一なにひとえませんでした。そこあいちやんは井戸ゐどの四はうて、其處そこ蠅帳はへちやうたなで一ぱいになつてることをりました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)