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白菊
ふりがな文庫
“白菊”の読み方と例文
読み方
割合
しらぎく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しらぎく
(逆引き)
鹿鳴館
(
ろくめいくわん
)
には
今日
(
けふ
)
も舞踏がある。
提灯
(
ちやうちん
)
の光、
白菊
(
しらぎく
)
の花、お前はロテイと一しよに踊つた、美しい「みやうごにち」令嬢だ。
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
背後
(
うしろ
)
に……たとへば
白菊
(
しらぎく
)
と
称
(
とな
)
ふる
御厨子
(
みずし
)
の
裡
(
うち
)
から、
天女
(
てんにょ
)
の
抜出
(
ぬけい
)
でたありさまなのは、
貴
(
あて
)
に気高い御簾中である。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
女
(
ひと
)
こそ、彼が永い間、探し求めて止まなかった理想の妻だったのです。……それは、まるで
白菊
(
しらぎく
)
のように清らかな
女
(
ひと
)
でした。輝やかしい
姫君
(
ひめぎみ
)
でした。彼は夢中になりました。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
白菊(しらぎく)の例文をもっと
(9作品)
見る
“白菊”の意味
《名詞》
白い花を咲かせる菊。秋の季語。
襲の色目の名で表は白、裏は蘇芳。9月から10月ごろに着用。
(出典:Wiktionary)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
菊
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々
“白菊”のふりがなが多い著者
伊良子清白
加藤道夫
邦枝完二
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
泉鏡花
吉川英治
芥川竜之介