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申候
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まうしそろ
見識と
迂闊は
同根也、
源平の
桃也馬鹿のする事なり。
文明は
銭のかゝらぬもの、腹のふくるゝものを求めて
止まざる事と
相見え
申候。(十四日)
小父さんの帰りはとつかはと馬車に乗りて
喰はねばならぬ
我宿の三
膳の
冷飯に急ぎ
申候。
今や
則ち
如何前便申上げ
候通り、
椽端の
日向ぼつこに
候。
駆落ちたりと申す
語、
今日の
国民新聞に見え
申候茶漬る
的筆法の
脱化とも申すべく
候。(十九日)