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迂闊
ふりがな文庫
“迂闊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うかつ
84.9%
うっかり
4.3%
うっか
3.6%
うか
2.9%
うくわつ
2.9%
うかうか
0.7%
うつか
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うかつ
(逆引き)
多分女学生時代の彼女のロオマンスが
祟
(
たた
)
りを成していたものであろうことは、ずっと後になってから、
迂闊
(
うかつ
)
の庸三にもやっと
頷
(
うなず
)
けた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
迂闊(うかつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うっかり
(逆引き)
翌日、焼芋屋の店を
窺
(
うかが
)
ふと彼は例の如く
竈前
(
かままえ
)
に遊んでゐる。
併
(
しか
)
し昨夜の事を
迂闊
(
うっかり
)
饒舌
(
しゃべ
)
つて、家内の者を
閙
(
さわが
)
すのも悪いと思つたから、私は何にも言はなかつた。
雨夜の怪談
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
迂闊(うっかり)の例文をもっと
(6作品)
見る
うっか
(逆引き)
迂闊
(
うっか
)
り大きな声で云って、純文芸家達に知れようものなら、一喝を喰うのは見たようなものです。
大衆文芸問答
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
迂闊(うっか)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
うか
(逆引き)
この話を聞いては、私も
迂闊
(
うか
)
とは手が出せないと思いました。「是非一つやって見て下さい」といわれて「では、やって見ましょう」と
軽弾
(
かるはず
)
みな返事は出来ない。
幕末維新懐古談:56 鶏の製作を引き受けたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
迂闊(うか)の例文をもっと
(4作品)
見る
うくわつ
(逆引き)
見識
(
けんしき
)
と
迂闊
(
うくわつ
)
は
同根也
(
どうこんなり
)
、
源平
(
げんぺい
)
の
桃也
(
もゝなり
)
馬鹿
(
ばか
)
のする事なり。
文明
(
ぶんめい
)
は
銭
(
ぜに
)
のかゝらぬもの、腹のふくるゝものを求めて
止
(
や
)
まざる事と
相見
(
あひみ
)
え
申候
(
まうしそろ
)
。(十四日)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
迂闊(うくわつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
うかうか
(逆引き)
平素の民弥なら
迂闊
(
うかうか
)
と、こんな見知らぬ老人などと、話しなどするのではなかったが、今は心が
茫然
(
ぼんやり
)
している。で、うかうかと話すのであった。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
迂闊(うかうか)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつか
(逆引き)
……ホイ、話が
迂闊
(
うつか
)
り横道へ
外
(
そ
)
れた。這般な議論は
么麽
(
どう
)
でも可いが、処で此高時殿が大の闘犬好きで其お庇で我々は大分進歩した。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
迂闊(うつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
闊
漢検1級
部首:⾨
17画
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