玉座ぎよくざ)” の例文
寢臺の枕もと近くの、臺座クッションゆたかな安樂椅子ソフアも、足臺を前に、寢臺とおなじほど白々ときはだつてゐて、私には、それが、蒼ざめた玉座ぎよくざのやうに思はれた。
心臟ハート王樣わうさま女王樣ぢよわうさまとがおちやくになり、玉座ぎよくざにつかせられましたとき多勢おほぜいのものどもが其周そのまはりにあつまつてました——骨牌カルタつゝみおなじやうな、小鳥ことりけもののこらず、軍人ネーブくさりつながれて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
こひ」の玉座ぎよくざは、さはいへど、そこにしもあらじ、そらとほ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
「またそんなことを云ふ、どうして分るのです。どんな直覺によつて、大膽にも、墮落した地獄の最高天使と永遠の玉座ぎよくざからの使者——みちびくものと迷はすものとの區別を見分ける顏をするのですか。」
「恋」の玉座ぎよくざは、さはいへど、そこにしもあらじ、空遠く
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)