“玉鬘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たまかずら94.4%
たまかづら5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東の住居すまいの西の対の玉鬘たまかずらの姫君は南の寝殿に来て、こちらの姫君に面会した。紫夫人も同じ所にいて几帳きちょうだけを隔てて玉鬘と話した。
源氏物語:23 初音 (新字新仮名) / 紫式部(著)
いま一人は、源氏が雨夜階定あまよのしなさだめ以後に得た新しい恋人の夕顔が、それより先に頭中将との間に生んでいた子で、玉鬘たまかずらと呼ばれている。
反省の文学源氏物語 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
恋ひわたる身はそれながら玉鬘たまかづらいかなる筋を尋ね来つらん
源氏物語:22 玉鬘 (新字新仮名) / 紫式部(著)