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物種
ふりがな文庫
“物種”の読み方と例文
読み方
割合
ものだね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものだね
(逆引き)
命あつての
物種
(
ものだね
)
と云ふ時にや、何も
彼
(
か
)
も忘れてゐるんだからね。芸術も
勿論
(
もちろん
)
忘れる筈ぢやないか? 僕などは大地震どころぢやないね。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「冗談ではない——」と、
盧
(
ろ
)
は言った。「命あっての
物種
(
ものだね
)
だろうではないか。どこか無事な所へ着いて、ひとまず宿をとりたいのだが」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
所詮
(
しょせん
)
は
生命
(
いのち
)
さえも
危
(
あぶ
)
ないという恐ろしい
修羅場
(
しゅらじょう
)
になっておりますから「これでは、どうも仕方がない。生命あっての
物種
(
ものだね
)
だ。何もかも
抛
(
ほう
)
り出してしまえ」
幕末維新懐古談:14 猛火の中の私たち
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
物種(ものだね)の例文をもっと
(12作品)
見る
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
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物語
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種物
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作者不詳
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