“爾曹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんじら66.7%
なんぢら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誠にまこと爾曹なんじらに告げん一粒の麦もし地に落ちて死なずば唯一つにてらんもし死なば多くの実を結ぶべし。」
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
今より後われ爾曹なんじらしもべいわず。そは僕は其の主のなすことを知らざれば也。我さきに爾曹を友と呼べり。我爾曹に我が父より聞きし所のことを尽くつげしにる。
イエスキリストの友誼 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
『人はパンのみにて生くる者に非ず、唯神の凡のことばによる』といふ主の御いましめ、或は『若し爾曹なんぢら我が爲に飢ゑかわく事あらば爾曹なんぢら幸なり』
爾曹なんぢらの敵をいつくしみ、爾曹なんぢらのろふ者を祝し、爾曹なんぢらを憎む者を善視よくし、虐遇迫害なやめせむるものゝ爲に祈祷せよ。」