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焼肴
ふりがな文庫
“焼肴”の読み方と例文
旧字:
燒肴
読み方
割合
やきざかな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やきざかな
(逆引き)
と、
一疋
(
いっぴき
)
の大きな猫がどこから来たのかつうつうと入って来て、前の膳の上に乗っけてあった
焼肴
(
やきざかな
)
の残り肴を
咥
(
くわ
)
えた。
皿屋敷
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「遅くなりました」と
膳
(
ぜん
)
を
据
(
す
)
える。
朝食
(
あさめし
)
の言訳も何にも言わぬ。
焼肴
(
やきざかな
)
に青いものをあしらって、
椀
(
わん
)
の
蓋
(
ふた
)
をとれば
早蕨
(
さわらび
)
の中に、紅白に染め抜かれた、
海老
(
えび
)
を沈ませてある。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自由と活動と、この二つさえあれば、べつに刺身や
焼肴
(
やきざかな
)
を注文しなくとも飯は食えるのだ。
初めて見たる小樽
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
焼肴(やきざかな)の例文をもっと
(6作品)
見る
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
肴
漢検準1級
部首:⾁
8画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋
“焼肴”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
樋口一葉
薄田泣菫
石川啄木
夏目漱石
田中貢太郎