トップ
>
炬
ふりがな文庫
“炬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょ
55.6%
たいまつ
13.9%
きよ
8.3%
ひ
8.3%
かがり
5.6%
こ
5.6%
かがりび
2.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょ
(逆引き)
みて掃き寄せ、一
炬
(
きょ
)
の火として
焚
(
た
)
いてしまえばよろしいかと思います。——それよりも、将軍のなすべき急務はほかにありましょう
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炬(きょ)の例文をもっと
(20作品)
見る
たいまつ
(逆引き)
余
(
よ
)
は人に
助
(
たす
)
けられて
高所
(
たかきところ
)
に
逃登
(
にげのぼ
)
り
遙
(
はるか
)
に
駅中
(
えきちゆう
)
を
眺
(
のぞめ
)
ば、
提灯
(
ちやうちん
)
炬
(
たいまつ
)
を
燈
(
とも
)
しつれ大勢の男ども
手
(
てに
)
々に
木鋤
(
こすき
)
をかたげ、雪を
越
(
こえ
)
水を
渉
(
わたり
)
て
声
(
こゑ
)
をあげてこゝに
来
(
きた
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
炬(たいまつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
きよ
(逆引き)
機
(
き
)
熟さず、諸州の同心と往来の秘状のみ、今は、あだとなつてここに積まる。むなしき弓箭、またすべて、一
炬
(
きよ
)
の灰となされん。乞ふ、家時が
亡骸
(
なきがら
)
も、その火に附せよ。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炬(きよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひ
(逆引き)
いや、遥か野面に見えた松明は、
聟殿
(
むこどの
)
がみずから振っていた
炬
(
ひ
)
かもしれぬ
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炬(ひ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かがり
(逆引き)
その時、大円房覚明は、
無反
(
むぞり
)
の戒刀を
兜巾
(
ときん
)
のいただきまでふりかぶって、
炬
(
かがり
)
のような双の
眼
(
まなこ
)
に必殺の気を
漲
(
みなぎ
)
らせ
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炬(かがり)の例文をもっと
(2作品)
見る
こ
(逆引き)
云つゝ同く
炬
(
こ
)
たつに
這入
(
はひり
)
しに女房お梅は
振返
(
ふりかへ
)
りオヤ長兵衞樣能こそ御入下されしと少し
赤
(
あか
)
くなりしが
早々
(
さう/\
)
流
(
なが
)
し元ヘ行甲斐々々しく酒肴の支度を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
炬(こ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かがりび
(逆引き)
このシュル・モダン婆さんの時世に対する
炬
(
かがりび
)
の如き観察眼と、その達人的な威光の前にタタキ伏せられたものだという。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
炬(かがりび)の例文をもっと
(1作品)
見る
炬
漢検1級
部首:⽕
9画
“炬”を含む語句
炬火
炬燵
一炬
秉炬
置炬燵
炬燵櫓
炬燵蒲団
炬燵話
炬火持
炬燵板
炬燵布団
春炬燵
炬燵掛
百炬火
秉炬法語
田嶺炬燵話
竹秉炬
炬燵蒲團
藁炬火
蝋炬火
...
“炬”のふりがなが多い著者
山東京山
嘉村礒多
横瀬夜雨
吉川英治
作者不詳
南方熊楠
黒島伝治
泉鏡花
泉鏡太郎
石川啄木