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瀉
ふりがな文庫
“瀉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そそ
30.0%
くだ
30.0%
しゃ
20.0%
がた
5.0%
うつ
5.0%
は
5.0%
もど
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そそ
(逆引き)
夕暮にこの蝉が鳴くと、妙に寂しい落ち着かない気分に誘い込まれるが、明方であると軽快な調子が
驟
(
にわ
)
か雨の
瀉
(
そそ
)
ぐように賑かだ。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
瀉(そそ)の例文をもっと
(6作品)
見る
くだ
(逆引き)
「吐く
瀉
(
くだ
)
すで、げっそり痩せているから、嘘じゃないでしょう。妹のお
袖
(
そで
)
が、枕元に付きっ切りで介抱だ」
銭形平次捕物控:097 許嫁の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
瀉(くだ)の例文をもっと
(6作品)
見る
しゃ
(逆引き)
後その猴たりしと聞き皆地に拠ってこれを吐き、ことごとくその食を
瀉
(
しゃ
)
す、こはまだ始めより味を知らざるものなり(『淮南鴻烈解』修務訓)。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
瀉(しゃ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
がた
(逆引き)
さうして潮の引いたあとの
瀉
(
がた
)
の色の恐ろしいまで滑らかな傾斜はかの大空の反射をうけた群青の光澤とともに、如何に私の神經を脅かしたか
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
瀉(がた)の例文をもっと
(1作品)
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うつ
(逆引き)
御存じだと思うが、仏教の方で
瀉瓶
(
しゃへい
)
と云う言葉がある。
瓶
(
かめ
)
の水を
瀉
(
うつ
)
し
更
(
か
)
えるように、すっかり伝えてしまうことである。貴殿に対する拙者の人相教授も瀉瓶だった。
奉行と人相学
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
瀉(うつ)の例文をもっと
(1作品)
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は
(逆引き)
いま気がついて、ムカムカと
瀉
(
は
)
き
気
(
け
)
を催しても、彼の喰った栄螺は、もはや半ば以上消化され、胃壁を通じて濁った血となったのだった。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
瀉(は)の例文をもっと
(1作品)
見る
もど
(逆引き)
もちろん去年ほどの大流行ではありませんが、吐くやら
瀉
(
もど
)
すやらで死ぬ者が相当にあるので、世間がおだやかではありません。
半七捕物帳:66 地蔵は踊る
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
瀉(もど)の例文をもっと
(1作品)
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瀉
漢検1級
部首:⽔
18画
“瀉”を含む語句
吐瀉
一瀉千里
一瀉
暴瀉
澤瀉
平瀉
水沢瀉
沢瀉
瀉血
吐瀉物
瀉下
瀉瓶
象瀉
瀉藥
瀉蛙々々
直瀉
立沢瀉
補瀉
瀉海
瀉原
...
“瀉”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
西郷隆盛
南方熊楠
有島武郎
木暮理太郎
佐々木邦
泉鏡太郎
幸田露伴
北原白秋
菊池寛