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淳朴
ふりがな文庫
“淳朴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅんぼく
90.5%
じゆんぼく
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅんぼく
(逆引き)
ですがごく質素だということは、
謙遜
(
けんそん
)
深い性質や
淳朴
(
じゅんぼく
)
な趣きを与える原因になります。いわば貧しさの美しさとでも申しましょうか。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
農村は
淳朴
(
じゅんぼく
)
だという奇妙な言葉が無反省に使用せられてきたものだが、元来農村はその成立の始めから淳朴などという性格はなかった。
続堕落論
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
淳朴(じゅんぼく)の例文をもっと
(19作品)
見る
じゆんぼく
(逆引き)
蕎麥
(
そば
)
、お
汁粉
(
しるこ
)
等
(
など
)
、
一寸
(
ちよつと
)
入
(
はひ
)
ると、一ぜんでは
濟
(
す
)
まず。二ぜんは
當前
(
あたりまへ
)
。だまつて
食
(
た
)
べて
居
(
ゐ
)
れば、あとから/\つきつけ
裝
(
も
)
り
出
(
だ
)
す
習慣
(
しふくわん
)
あり。
古風
(
こふう
)
淳朴
(
じゆんぼく
)
なり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
中津川は美濃の國なり
國境
(
くにざかひ
)
は
馬籠
(
まごめ
)
と落合の間の十
石
(
こく
)
峠
(
たふげ
)
といふ所なり國かはれば風俗も異なりて木曾道中
淳朴
(
じゆんぼく
)
の
風
(
ふう
)
は木曾川の流と共にはなれてやゝ淫猥の臭氣あり
言語
(
ことば
)
も岐阜と名古屋
半交
(
はんまぜ
)
となり
姿形
(
すがたかたち
)
も見よげになれり氣候も山を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
淳朴(じゆんぼく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“淳朴”の意味
《名詞》
飾り気がなく素直であること。また、そのようなさま。
情が厚く偽りがないこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
淳
漢検準1級
部首:⽔
11画
朴
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
“淳”で始まる語句
淳
淳樸
淳于瓊
淳和
淳昌
淳仁
淳和院
淳和奨学両院別当
淳々
淳風
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