“國境”のいろいろな読み方と例文
新字:国境
読み方割合
くにざかひ55.6%
くにさかひ22.2%
こつきよう22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どのやうな御不足がござりませうとも、堪忍あそばすがお家の爲、このたびは何とぞそれがしをお供に連れられて、まげて國境くにざかひまで御出迎ひを……。
佐々木高綱 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
その正月しやうぐわつのおかざりあつめてむらのはづれまできますと、そのへんにはびつくりするほどおほきないはいし田圃たんぼあひだえました。そこからはもう信濃しなの美濃みの國境くにさかひちかいのです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
このついでにしるしてきたいのは、飛騨ひだ信濃しなの國境こつきようにある硫黄嶽いおうだけ一名いちめい燒岳やけだけたか二千四百五十八米にせんしひやくごじゆうはちめーとる)である。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)