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水盃
ふりがな文庫
“水盃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みずさかずき
71.4%
みづさかづき
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みずさかずき
(逆引き)
どうせ
家
(
うち
)
を出る時に、
水盃
(
みずさかずき
)
は済まして来たんだから、覚悟はとうからきめてるようなものの、いざとなって見ると、こんな所で
弁慶
(
べんけい
)
の
立往生
(
たちおうじょう
)
は御免
蒙
(
こうむ
)
りたいからね。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それがために、その前夜はかたきの方を眠らせないとか、あるいは
水盃
(
みずさかずき
)
に毒を入れて飲ませるとか、種々の臆説を伝える者もあるが、そんなことはしなかったに相違ない。
かたき討雑感
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
水盃(みずさかずき)の例文をもっと
(5作品)
見る
みづさかづき
(逆引き)
清方といふ人は江戸ツ子によくある
酷
(
ひど
)
い郷土自慢で、
偶
(
たま
)
に病気にでも
罹
(
かゝ
)
つて、箱根辺へ保養に出掛けなければならぬ折には、家族と
水盃
(
みづさかづき
)
も仕兼ねない程の旅行嫌ひで
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
彼は人の為に酒を
佐
(
たすく
)
るに
嫻
(
なら
)
ひし手も、などや今宵の恋の命も、
儚
(
はかな
)
き夢か、うたかたの
水盃
(
みづさかづき
)
のみづからに、酌取らんとは想の外の外なりしを、
唄
(
うた
)
にも似たる身の上
哉
(
かな
)
と、
漫
(
そぞろ
)
に
逼
(
せま
)
る胸の内
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
水盃(みづさかづき)の例文をもっと
(2作品)
見る
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶
“水盃”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
夏目漱石
薄田泣菫
岡本綺堂
山本周五郎