“水性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずしょう77.8%
すいせい11.1%
みずのしょう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女というものは、水性みずしょうなものでございますから、男次第でどうにでもなります。ほんとうに意気地のないものでございますね、オホホホホ
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
まるで竹童の手から狐火きつねびがふりだされるようだったが、いつもの頓智とんちず、蛾次郎がふところにある水性すいせいのふせぎ独楽ごまに気がつかず、ただ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上州碓氷うすい郡豊岡村不動堂の縁起に曰く、八幡太郎この地の山窟に安倍の残党を退治せられた時、自分は火性ひのしょうで本年は水性みずのしょうなれば、寺僧をして増歳ぞうさいの祭をなさしめた処
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)