“歳下”の読み方と例文
読み方割合
としした100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜(き)一郎(らう)と云つた其(その)お幸の父も、お幸とお幸より三つ歳下(としした)の長男の久吉(ひさきち)がまだ幼少な時に肺病に罹(かか)つて二年余りも煩(わづら)つて歿(な)くなりました。
月夜 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
クララの激励が大いに与(あずか)っていることは疑いもないように、シューマンの死後、遙(はる)かに歳下(としした)のブラームスに対して、才媛クララの影響がなかったとは決して言えない。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂、野村あらえびす(著)
摘(つみ)あらそひし昔(むか)しは何(なん)の苦(く)か有(あ)りし野河(のがは)の岸(きし)に菊(きく)の花(はな)手折(たをる)とて流(なが)れ一筋(ひとすじ)かち渡(わた)りし給(たま)ふ時(とき)我(われ)はるかに歳下(としした)の身(み)のコマシヤクレにも君(きみ)さまの袂(たもと)ぬれるとて袖襻(そでだすき)かけて參(まゐ)らせしを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)