“枝炭”の読み方と例文
読み方割合
えだずみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶呑咄ちゃのみばなしに残したる。炭売多助たすけが一代記を。拙作せっさくながら枝炭えだずみの。枝葉をそえ脱稿やきあげしも、原来もとより落語なるをもって。小説稗史はいし比較くらべなば。所謂いわゆる雪と炭俵。弁舌くちは飾れど実の薄かるも。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そのの菊を枝炭えだずみごと灰白はいじろませ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)