服裝ふくそう)” の例文
新字:服装
股引 土偶に據りてコロボツクルの服裝ふくそうを考ふるに、身体の上半は筒袖つつそでの上着を以て覆ひ、下半は股引を以てふ。着服の順序より云へば先づ股引に付いてぶるを適當てきたうとす。此物に二種の別有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
ヴェスヴィオの千九百六年せんくひやくろくねん大噴火だいふんかおいて、非常ひじようつよ電氣でんきびた噴煙ふんえんみとめたこともあり、そのなびいたけむりちかづいたとき服裝ふくそうにつけてゐた金屬きんぞく各尖端かくせんたんから電光でんこうはつしたことも經驗けいけんせられてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
なんともいへない無邪氣むじやきかほつきや樣子ようすをしてゐるところなど、いかにもむかしひとかざのないこゝろうかゞはれるばかりでなく、當時とうじひと風俗ふうぞくだとか服裝ふくそうなども、これによつてることが出來できますから
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)