ぼう)” の例文
仙太 いいえ、あんた様、人柄よろしからずなんど、それは私の兄きにそんなこと言いがかりをつけるのは、それはぼうと言うもんでがんす。
斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
もし一朝、鎌倉の旗いろが悪いとなったら、やぶれかぶれの鎌倉はどんなぼうでもやりかねん。配所がえは、その準備であろ。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぼう×(4)わだちさらはげしくるのだ!
仙太 いいえ、あんた様、人柄がよろしからずなんど、それは私の兄きにそんなこと言いがかりを付けるのは、それはぼうと言うもんでがんす。
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
いかにも、阿波以外の領土で、阿波の国禁を無碍むげにふりかざすのはぼうの限りである。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「情けはありがたいが、君らのぼうは、この宋江へ死を迫りに来たもおなじことだ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぼうつに、武をもってしては、火を消すに火をそそぐようなものでしょう。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうなされた、御返辞は。——甚だぼうな仕方でござるが、それがしとしてはかくするよりほか、主をはずかしめぬ方法が見出せないのでぜひもござらん。……はっきり、御返辞がなければ、万寿どのを
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)