“新手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらて92.5%
しんて5.7%
にいて1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうか諸君も共に、この文明的運動の新手あらてとなって我々の働きに一臂いっぴの力を添えられんことを我輩は希望してまぬ(拍手大喝采)。
吾人の文明運動 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
まさか戸籍調べに来て顔なじみになっておくという新手しんてがあろうとは気がつきませんや。もうほんとうの巡査だと信じ切っていたのですからね。
盗難 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
声をらし合うこの怪しげな行事は、名づけて新手にいて村の悪口祭りといい、宵の頃よりはじめて、除夜の鐘の鳴りそめる時まで、奇声悪声の絶え間がない。
猿飛佐助 (新字新仮名) / 織田作之助(著)